ニーチェ先生 〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜

一気読みした漫画

今週のお題「一気読みした漫画」ということで、私が1番面白いと思っている漫画をご紹介します。

その名も、「ニーチェ先生」！！

この漫画は深夜勤のコンビニを舞台にしたギャグ漫画で、 Twitterユーザー・松駒が、 Togetterで「コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた。」というタイトルで、自身のツイートを纏めたのが始まりです。

ストーリー

深夜のコンビニでバイトをしながら就職活動をしている松駒くん。

そんな彼の元に新人アルバイトの仁井くんがやってきます。

初日から「お客様は神様だろう！？」と怒鳴るお客様に対し、「神はいない」と回答。

ゆとり世代ならぬさとり世代の新人がコンビニに舞い降りたのです。

キャラクター

キャラクターも個性豊かで、

・松駒　

本作の主人公での23歳。就職浪人中で、アルバイトをしながら就職活動を続けている。しかし、典型的なブラック企業に就職したが会社が倒産したり、正社員にと誘われたパン屋が立ち退きのために閉店したり、結局はコンビニ店員に戻る羽目になっている。

ストレスから過食症気味で廃棄の食べ過ぎから肥満によく陥っている。

登場人物の中では唯一の常識人兼ツッコミ役で彼も他からツッコミを入れられることも多く、深夜勤のストレスや体調不良から奇行に走ることも多い。

おっさん好きで、おっさんに励ましの声をかけられたりすると途端に快活になったり、顔を赤らめたりする。

ニーチェ先生のことなど、アルバイト先で見聞したことをSNSに投稿した記事をまとめたところ、瞬く間に評判となり、出版社から漫画化の話が持ち込まれ、現在は漫画原作者とコンビニバイトをかけ持っている。

・仁井くん／ニーチェ先生　

松駒の後輩アルバイト。大学の仏教学部に在籍し、僧侶を目指している。実家はキリスト教徒だが、あることがきっかけでキリスト教が嫌いになり、仏教徒となった仏教マニア。

バンド活動をおこなっているが、お経を絶叫したり、観客に座禅をさせたりする。

基本的に自分の感情に正直であり、気に入らない客には辛辣な言葉をかけたり、帰るように仕向けたりする。しかし、例え不器用でも純粋な好意に対しては進んで受け取る事が出来る度量と困っている人間を助力する優しさを持っている。

霊感が高く、来店する「見えないお客」も認識している。

自分の言動が松駒によってSNS投稿のネタにされ、さらにそれが漫画化されると聞いたときは、それを快諾したものの、それ以後、松駒に対する態度はさらに辛辣になった。

・渡利先輩／宝くじ先輩　

松駒の先輩アルバイト。26歳。食事がままならないほど貧しい生活をしており、金にがめつい。一方、堅実な生活を送ろうという意識は全くない。そのため、廃棄品の豪華な弁当が食えるかどうかが生命線となっている。宝くじで大金をあてることばかり考え、ことあるごとに宝くじを買っている。

現金を扱う際は、くすねるという欲望と戦う事が多々あるものの非常に正確であり、仁井からも一目置かれている。その他の業務に関しても、他のスタッフよりも頭一つ出ている事が示唆されている。黒木（後述）に一目惚れし、色々とアピールしているが、うまくあしらわれている。さらに黒木の本性に全く気がついていない。

・柴田くん／シバケン

単行本2巻より登場した松駒の後輩アルバイト。万引き犯を見つけても「お金を払うのを忘れただけ」と考えるような善意の塊だが、かつて危険なアルバイトをしていたことをほのめかしたり、強面の知人がいたり、風俗業界に詳しかったり実家に反社会的な組織の影をちらつかせており、誰も彼の出自を聞くことが出来ない。

 

 

・黒木さん

単行本3巻より登場した夕勤の新人アルバイト（研修中）。女子高生。第4巻で18歳になった。可憐な美少女で接客態度も良好だが、ゲームセンターでシューティングゲームに熱中していることがあり、そのことをひた隠しにしている。

また、控室でものすごい形相でスプレー缶に穴を開けたり、ゲームセンターのコインを詰めた袋を武器として使用した形跡があるなど、暴力でストレス発散をおこなっていることが示唆されている。人外専門の腐女子。

・北川くん

単行本6巻より登場した新人店員。松駒に因縁をつけてきた客に抗議したことで、店長にその心意気を買われ、店員としてスカウトされる。夜学に通う苦学生だが、基本的な思考がヤンキー。学力に関しては漢字どころかカタカナも怪しいと自認しているが、接客態度は非常に真面目で道案内なども真摯に行う。

・シャルクくん

単行本7巻に登場した新人店員。インド人留学生。容姿端麗なうえに日本語も堪能で、女性客の人気が高い。一方で、日本とは大きく異なるインドの常識を持ち出し、客や同僚店員を戸惑わせる。実家は上層カーストで、使用人がたくさんいる。また、掃除を下層カーストの仕事と思っており、決して掃除だけはしない。

・宇井さん

単行本4巻より登場した新人店員。68歳。有名料理店の支配人、有名ホテルの研修担当、デザイン工房で大賞受賞という華麗な経歴を持つ老紳士。経歴にふさわしく、店員としての能力も非常に高い。

大柄で筋骨隆々として老人離れした肉体の持ち主であり、5kgの米袋を両肩に6袋ずつ、合計60kgを担いで運ぶ体力を持っている。様々な資格も習得しており、その中にはカポエラといった体術も含まれている。柴田と帝国ホテルに勤務していた時に面識を持っている。

・オーナー　

松駒達が働くスリーセブン寺院通り店のオーナー兼店長。小太りで童顔。売れそうもないものを大量に発注する癖があり、従業員や家族から憎悪の目を向けられている。

また、繁忙期に旅行に行くといった空気が読めないところもある。ただ、人間を観察する能力はしっかりしており、基本的に好人物なので、従業員から嫌われてはいない。

・塩山さん

松駒の幼馴染。職業は看護師。スリーセブンの常連客。酒を飲み過ぎて具合が悪くなったときに仁井に介抱されて以来、仁井に一目惚れし、仁井に猛烈にアタックしている。

しかし、仁井からは全く相手にされていない。もともとストーカー気質があり、仁井に対するアピールの仕方もストーカー的である。完全にヤンデレ。

主要なキャラクターはこんな感じです。

個性豊かすぎるキャラクターが揃っていますww

現在14巻まで発売されています。

もし、興味を持った方がいれば、是非読んでみていただきたい漫画です！！

見たことがある方、このブログを読んで見た方等いらっしゃいましたらコメント欄でお話ししたいです！

最後まで見ていただきありがとうございました！